PART10:帰宅時に気をつけることはあるの?

日焼け止めを落とすときに注意する点 汗や水で落ちにくいウォータープルーフタイプ(耐水性)の日焼け止め化粧品は、石けんやボディーシャンプーでは完全に落とせないので、通常は専用のクレンジングで落とします。とくに専用のクレンジングが指定されていなければ、普通のクレンジングを使って構いません。 化粧品などのオイルやクリームの成分は、肌に残っていると吹き出物など肌荒れトラブルの原因に…

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PART9:日焼け止めの効果的な使い方は?

PAとSPFは化粧品を1平方センチメートル当たり2mgずつ皮膚に塗ったときの値です。1平方センチメートル当たり2mgずつの量を塗ろうとすると肌が白っぽくなってしまうので、実際に化粧品を使うときは、もっと薄く塗ってしまうのが普通です。 化粧品を塗った後で汗をかいたりタオルで拭いたりすると、紫外線を防止する成分が肌の上でバラバラになり、そのすき間から紫外線が肌に当たるので、日焼け止め化粧品の…

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PART8:日焼け止めを選ぶコツは?

PAとSPFは日焼けを防止する目安ですが、一定の条件で測定された客観的な値です。日常生活では目的に合わせて、賢く日焼け止め化粧品を選んで使うことが大切です。用途に合わせて上手に賢く使いましょう。日常生活ではSPFは低くても大丈夫。肌に合う感触の良いものを選びましょう。炎天下のレジャーでは、高PA、高SPFのものをたっぷり塗り、こまめに塗り直しましょう。肌に異常がないかパッチテストして…

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PART7:紫外線吸収剤とは?

紫外線吸収剤は紫外線を肌の表面で吸収します。代表的な紫外線吸収剤…ケイ皮酸誘導体(メトキシケイ皮酸オクチル等)パラアミノ安息香酸誘導体(ジメチルPABAオクチル等)ジベンゾイルメタン誘導体(t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン等)紫外線吸収剤は肌の表面で紫外線と化学反応を起こし紫外線を熱エネルギーに変えて日焼けを防ぎます。肌の上で化学変化が起こるため、アレルギー性接触皮膚炎や、紫外線吸収…

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PART6:紫外線散乱剤とは?

紫外線散乱剤は紫外線を反射して日焼けを防ぎます。代表的な紫外線散乱剤…酸化チタン、酸化亜鉛オーガニックコスメや自然派化粧品の日焼け止めのほとんどがこちらを採用してます。 紫外線を反射させる作用のため、アレルギーは紫外線吸収剤より起こりにくいといえます。 ただ、白浮きしやすい、お肌になじみにくいという欠点はありますが、トラブルを起こしやすい敏感肌の方は、酸化チタンや酸化亜鉛などが配合さ…

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PART5:SPF PAって何?

SPFはUVBを防ぐめやす 太陽からの紫外線の中でUVBが占める割合は10%に満たないわずかなものです。でも、UVBは肌に炎症を起こし、色素沈着を起こす原因にもなります。 繰り返しUVBを浴びると肌の老化や皮膚がんを誘発するおそれがあります。Sun Protection Factorサン プロテクション ファクターSPFはUVB防止効果の程度を「数値」で表したもので、UVBによって肌が…

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PART3:正しく紫外線をカットするには?紫外線から皮膚を守るスキンケアとは?

9時から15時は紫外線が多い時間帯です。紫外線UVAとUVBの両方を防ぐサンスクリーン剤(日焼け止め)を使いましょう。日焼け止め効果にかかわらず2~3時間ごとに塗り直しましょう。汗をかいたり、水泳をした後は塗り直しましょう。外出の際は、帽子や日傘、サングラスなどを使用しましょう。できるだけ肌を覆う服装を着用しましょう。日傘や衣料品は、UVカット表示のある製品を利用すると効果的です。地…

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PART2:UVA UVBとは?

UVAとは長波長(321~400nm)の紫外線のこと。肌の深い組織、皮膚の真皮まで達し、コラーゲンやエラスチンなどの線維組織の弾力(張り)を失わせます。また細胞内外で吸収され、活性酸素を作り、シワやたるみの原因になります。またUVAにはメラニンに作用して肌を黒くする作用もあります。UVBとは中波長(320~280nm)の紫外線のこと。 UVAの10分の1程度のエネルギー。肌表面に達し…

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PART1:紫外線とは?

地上に届く太陽の光には、目に見える光と目に見えない光があります。目に見える光は「可視光線」といい、虹のように赤から紫までの色を持っています。目に見えない光には赤外線や紫外線があります。紫外線はUVAとUVB、UVCの3つに分けることができます。UVCとUVBの一部は地上に届かないので、この3つのうち、日焼けの原因になるのは、UVAとUVBです。日焼け止め化粧品にはこの2つの紫外線を防…

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